子宮内膜症と乾いた咳の関係
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ひどい生理痛と乾いた咳には、子宮内膜症という本当は怖い病気が潜んでいるかも。
子宮内膜症では、逆流した血液に含まれていた子宮内膜の細胞組織が増殖し炎症の範囲を広げる、しかし、彼女の場合、何とこの増殖した組織が、到達した場所が肺でした。
こんな恐ろしいことがあるのです。
なんと「乾いた咳」の原因は肺に巣食った子宮内膜のせいなのです
月経と同じ周期で咳が出たのは、月経の度にその組織がはがれ、炎症を起こしたことによるものだったのです。
子宮内膜症と乾いた咳・・その症状は
子宮内膜症と乾いた咳、その症状はどうだったのか
生理がもともと重く、ひどい生理痛に悩まされてきた彼女は、生理痛緩和薬や鎮痛剤をよく飲んでいました
やがて乾いた咳が生理と全く同じ周期で起きていることに気付きます
その症状は・・・・
(1)乾いた咳(2)生理痛の悪化(3)乾いた咳がぶり返す
(4)更に生理痛が悪化(5)胸の激痛(6)呼吸困難
子宮内膜症はどんな病気
子宮内膜症は、子宮内膜と同じ組織が子宮以外の場所で増殖し、炎症や出血といったトラブルを引き起こす病です
子宮内膜は、子宮の内側にある粘膜組織で、卵子が排出されると成長し、通常妊娠しなかった場合は血液と共に排出されます。それが、生理周期つまり月経の度に繰り返されます。
しかし、月経の血液は、全てが体の外に排出されるわけではなく、卵管を逆流し体内に留まってしまうことがあります
こうして逆流した血液に含まれていた子宮内膜の細胞組織が子宮の周りで増殖し、炎症の範囲を広げることがあるのです。